#metoo運動は第二の女性の性の解放となるか?
アメリカはハリウッドの映画女優の告発から世界中に広まった#metoo運動。日本でも広まっています。
- 安倍晋三首相の提灯持ち御用ジャーナリストの恥知らず山口敬之からのレイプ被害を告発したジャーナリストの伊藤詩織さん。
- 広告業界での性的言動を含むパワハラを告発した人気ブロガーはあちゅうさん。
- 芸能界の性的サービス要求の体験告発した女優石川優実さん。
- 取材対象者(福田元財務省事務次官)からの度重なる意味不明なセクハラ言動の嫌がらせをうけたテレビ朝日記者。
- 写真家アラーキーに搾取されてきたモデルKaoRiさん。
伊藤詩織さんの告発はイギリスのBBCでも取り上げられました。
安倍首相と懇意のジャーナリスト、レイプ野郎山口敬之にお酒に薬を混ぜられ、昏睡状態でレイプされてしまったのですが、その刑事告発が検察に却下されてしまった事件です。
日本の#metoo運動でも、男性からの性的な嫌がらせ、性的サービスの強要、「性的対象と見られること=女性の幸せ」という価値観の押し付け、権力によるレイプ犯罪の隠滅など、男性側から押し付けられるセクシャルな行動と視線に対して、女性がハッキリとNO!を突きつけています。
これは一見すると、男性が女性を性的に見ることへのNO!のようにも思えます。性的言動を用いて女性を口説くこともセクシャルハラスメントだと告発されているからです。
女性のための女性のマスターベーションの勧め
しかし、女性が自らの性欲を否定しているのではありません。この#metoo運動の次に来るのは、第二の女性の性の解放ではないかと思います。
女性が自ら積極的に性を肯定し、主体的に楽しむ。女性のセックスに対する興味や行動は女性が決める。男性が決めることではない!
そういう運動になっていくのではないでしょうか。
女性を性的視線で見ることはOK。ただし、それを相手に伝えて相手が不快な場合はセクハラです。これは女性→男性でも同じ。
女性ー男性が対等な関係で、お互いが了承したうえで性的な会話と行為がなされる。当たり前のことですが、本当にこれが実現するには、女性が自らの性欲を肯定し、かつ女性が性を語ることを、男性が受け入れ、そして社会が当たり前のこととしてそれを受け入れる。女性と男性の対等な関係はその社会の形成と一緒実現されるでしょう。
その最初の一歩が、女性のマスターベーションの社会的肯定ではないでしょうか。
女性もマスターベーションを頻繁にしています。今では女性芸能人、モデルなど、その美しさが多くの女性の憧れであるセレブたちも積極的にマスターベーションをしていることを公言しています。
セルフプレジャーという言い方も出てきました。
セルフプレジャー(マスターベーション)によって女性ホルモンの分泌が促進されることがわかっています。女性ホルモンは肌のハリを保ち美しくみせ、また心の穏やかさ(リラックスした幸福感)も保ちます。ー『Tarzan』性學特集号2017年より
また、男性の場合も女性の場合も、性器は使わないと劣化します。筋肉が固くなり、その機能が衰えます。
今は女性の膣のトレーニング(ちつトレ)としても、適度な頻度でのマスターベーションが勧められています。
女性のマスターベーションがセルフプレジャーと呼ばれ、女性のオナニーが恥ずかしいことでなくなれば、男性が一方的なセックスの押し付け、男性とセックスすること=女性の価値。というような、女性にとって不幸でしかない偏見、一方的な価値観の押し付けは減少すると思います。
セルフプレジャーで定期的に膣を潤しましょう。第二の女性の性の解放のために。
セルフプレジャーだけでも女性ホルモンは分泌されますが、女性更年期による女性ホルモン分泌の減少や、それに伴うホットフラッシュなどの症状にお悩みの方は、お医者様とも相談の下、もっと直接的に女性ホルモンを取り入れるエストロゲン製剤を検討してもよいかもしれません。ニュージーランド産とアイルランド産があります。
以上
コメント